昨日のマーケットは米中貿易摩擦への懸念が後退したことから
全体的にリスクオン方向への取引が活発化してまいりました。
東京タイムは様子見姿勢が強く、方向感の出ない展開となっています。
ロンドンタイムに入ると欧州通貨の買いを中心として円安が加速しました。
NYタイムに入ると株価の上昇、米債利回りの上昇なども相まって
欧州通貨高、USD高、円安というリスク選好的な動きがメインとなり、
久しぶりの円独歩安といったマーケットとなりました。
<本日の注目イベント>
18:00(欧)景況感指数
22:00(米)S&Pケース・シラー住宅価格指数
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日も大きな指標発表はありません。
昨日の欧米時間からのリスクオン方向への動きが
今日も継続するかを注目したいところです。
米中貿易摩擦に関しては結局両国とも問題の先鋭化は望んでいないようで、
互いに妥協点を探る展開になると見込まれているようです。
これがリスクオフの巻き戻しを誘っているようで好ましいと感じています。
EUR円、GBP円に関しては日足で反転の兆しが出ているようです。
マーケットの安心感に向かう変化が見受けられれば、株高含め良い方向に向かうか
注目したいですね。
②USDJPY(ドル円)
24時間で約100pipsの反転となったUSD円。
日足ではまだ21MAなどの抵抗が控えています。
今は、105.5割れから買いの押し目を丁寧に拾っていく形で準備しています
少しは上げてくれても良いように願っています。
③EURUSD(ユーロドル)
EURUSDはEUR買いが優勢の展開です。
USD買いが本格化すると綱引き状態で結果レンジの可能性もありそうです。
1.242-8の逆張りがベターでは?と準備してみます。
④GBPUSD(GBPUSD)
GBPUSDもGBP買いが優勢となっています。
こちらもUSD買いが本格化するとレンジの可能性もありそうです。