金曜のマーケットは米中貿易摩擦の過熱懸念で
全般的にリスクオフと様子見姿勢が強いマーケットとなってしいました。
東京タイムに前日からのリスクオフ方向へのポジション調整が進み、
その後はそのまま様子見姿勢の強い展開に突入しています。
全般的に株安、USD安指向が強いマーケットとなってしまいましたが、
欧州通貨などには一定の買い意欲も見られ、
EUR円・GBP円などではじり高の場面もあったようです。
全面リスクオフというよりは
警戒感の強まった米株や米USDから欧州資産へと
資金を動かしている様子が伺える展開ともみられます。
ただ、困ったことに、米中の貿易摩擦問題は長期化必至そうで
トレード方針も慎重な姿勢で臨む必要がありそうですね。
<本日の注目イベント>
21:30(米)シカゴ連銀全米活動指数
02:30(米)ニューヨーク連銀ダドリー総裁講演
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日は大きな指標発表はありません。
基本的には米中貿易摩擦の行方に注目が必要ですね。
積極的にリスクオン方向へのトレードは控えられる見通しです。
かといってリスクオフ方向でも突っ込んだところでの
売買は慎重にいかざるを得ない状況で、
基本的には様子見姿勢の強いレンジ相場と見るのが妥当と思われます。
相場格言の一つである、「休むも相場」、として思い切って
割り切って休んで見ようかと思っています。
②USDJPY(ドル円)
105円の戻しすら重くなってしまったUSD円です。
少しというか、しばらくは様子を見る必要がありそうです。
広めに考えると104.7-105.5あたりのレンジが想定出来ますが、
もしかすると一段下のレンジを形成する可能性も秘めており、
下限が予測できない見通しの怖さを感じます。
③EURUSD(ユーロドル)
EURUSDはややUSD安優勢となっています。
当然これは、米中貿易摩擦を懸念した動きです。
日足ではレンジ継続中で、本日も継続の見込みですので、
1.235-8の狭いレンジを想定せざるを得ず、売買には様子見ですね。。
④GBPUSD(GBPUSD)
GBPUSDもややUSD安優勢の見通しです。
GBPUSDは日足でやや上方向へのモメンタムが感じられ、
1.415以下からの押し目買い方針で臨みたいと考えています。