昨日のマーケットは東京タイムは様子見姿勢が強く
クロス円は概ねレンジだったものの、
USD円に関しては米中貿易摩擦を懸念して
じり安の展開となってしまいました。
ロンドンタイムに入ると米中貿易摩擦懸念から
国債が買われ利回りが下落し、さらには株安になっています。
リスクオフの連鎖を受けてクロス円が下げトレンドとなりました。
NYタイムに入るとトランプ大統領が
中国に対する知財侵害関税賦課に署名と伝わり
リスクオフが決定的なものになってしまいました。
欧州通貨にも売りが入ったため、USDストレートでは
上下動して方向感が出ないペアもあったようですが、
USD円がついに105円半ばをしっかりと割り込み104円台に突入。
マーケットは中国の出方を待つ形となり、
基本的にはリスク警戒感が続くことになりました。
私的には、為替の相場感が変わるのでは!と気配を感じています!!
<本日の注目イベント>
21:30(米)耐久財受注
21:30(米)耐久財受注 (除輸送用機器)
21:30(加)小売売上高 (除自動車) (前月比)
21:30(加)小売売上高 (前月比)
21:30(加)消費者物価指数 (コア) (前年比)
21:30(加)消費者物価指数 (コア) (前月比)
21:30(加)消費者物価指数-コア(前月比)
21:30(加)消費者物価指数 (前年比)
21:30(加)消費者物価指数 (前月比)
23:00(米)新築住宅販売件数(前月比)
02:00(米)ベーカー・ヒューズ米掘削リグ稼働数
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日は米国・カナダに指標発表が予定されていますが、
今のマーケットは指標でどうこうなるものではなさそうな気配です。
なぜなら、米中貿易摩擦の行方に注目が集まっており、
当然と言えば当然ですが、注目の反発は必至とみられて折り、超重大テーマとなっています。
問題は中国がどのような対応を見せるかです。
口先だけならまだしも逆制裁的な決定を下した場合、
まさに貿易戦争勃発と言える状況となり、
マーケットは総悲観モードになるものと想定されます。
このことは十分に想定されます。
株安、USD安、国債利回り下落、そしてリスクオフの円買いは
確実と必至とも言えそうです。
そういった動きを予測した場合、
今日は円買い方向に向かうしかなさそうですが、個人的には先行き見えず不安です・・・。
②USDJPY(ドル円)
105円を割ってしまったUSD円です。
今の相場環境では一段安にも警戒が必要が
一体、どこまで下げるか不気味ですね。
本来であれば、105円手前から売り方針かもしれませんが、
私的には、ロングの逆ばりも頭をよぎっています。
③EURUSD(ユーロドル)
EURUSDはお互いが売り対状況となっており、
結果レンジをイメージが妥当と思われます。
1.230-5でレンジ逆張りでしょうか?
ただ、時間帯によってはUSD売り優勢も予想されそうです。
④GBPUSD(GBPUSD)
GBPUSDも同じくレンジをイメージします。
しかし日足を見ると上昇トレンドに入りかけているようにも見え
トランプ大統領の署名が、逆にUSD売りGBP買いを誘発するのでしょうか?、
しっかり見極めつつ、1.410あたりから押し目買いで臨んで見てはと思っています。