昨日のマーケットは好悪材料が入り混じる展開となっていました。
東京タイムは朝方106円台を付けたものの
G20の成り行きを警戒して頭の重い展開となっています。
ロンドンタイムに入るとEU離脱交渉に関して
移行期間の広範な合意との報道を受けて一気のポンド買いとなりました。
合わせてEURも買われる展開となり、
円が全面安となりましたが、NYタイムに入ると
株安からのUSD売りがUSD円の重しにとなりました。
しかしそれでも欧州通貨の強さがサポートとなり
USD円も極端なさげまでは至らずでした。
<本日の注目イベント>
14:00(日)景気動向指数
14:00(日)景気一致指数
18:30(英)小売物価指数 (前年比)
18:30(英)小売物価指数 (前月比)
18:30(英)生産者物価指数 – 仕入 (前年比)(季調前)
18:30(英)生産者物価指数 (仕入) (前月比)
18:30(英)消費者物価指数 (前年比)
18:30(英)消費者物価指数 (コア) (前年比)
18:30(英)消費者物価指数 (前月比)
19:00(欧)独 ZEW景況感調査 – 現状評価
19:00(欧)独 ZEW景況感調査
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日はG20での内容に注意したいと思います。。
米国が進める保護主義的な政策に関して
G20がどのような対応を取るのか注目されています。
先にはFOMCも待っている事もあり、
G20の内容次第で大きく動いたところでは
思惑的な売買も入り混じり
ボラが高くなる可能性がありそうです。
ただ、日本円はテクニカル的にはそろそろ反転してほしいという思いは
私だけでしょうか?
②USDJPY(ドル円)
105円半ばから106円で上下繰り返しの動きです。
ただ、今朝方からは106円台に乗せて現状はキープしている感じです。
基本レンジで買いから入るイメージですが、当面は、
106円ちょうど付近位からの買い方針で臨みます。
③EURUSD(ユーロドル)
EURは離脱交渉進展で上昇しています。
これはポジティブ材料ととって良いと思います。
ただ、日足ではまだまだレンジを抜け出せず、
G20、FOMCで方向感を出せるかを注目したいところです。
今日のEURUSDは広めレンジをイメージして
1.232-8として買いから入りたいと考えています。
④GBPUSD(ポンドドル)
GBPも離脱交渉報道で大きく上昇しました。
こちらは日足で雲を上抜け一段高期待。
GBPUSDは、1.402台から押し目買いの方針で準備していま。