昨日のマーケットは金曜の雇用統計を受けて
ポジティブにスタートできるかと思いきやそうも行きませんでした。
東京タイムは森友問題などを受けて上値の重い展開となってしまいました。
とはいえEUR円やGBP円までは波及せず限定的な展開となっています。
ロンドンタイムに入っても欧州通貨に動きが見られず、
がっちりレンジを形成しています。
そんな中でもUSD円だけがじり安方向に押し下げられる展開となっています。
NYタイムに入ったところで
EURUSDにUSD高の動きが見られましたが
こちらもEURUSDのみでマーケット全体への波及とは
なっていませんでした。
材料に欠け全体的に小動きの一日でしたが、相変わらず
USD円の重さが際立っ展開でした。
<本日の注目イベント>
11:00(中)海外直接投資 (年初来)(前年比)
13:30(日)第3次産業活動指数
20:30(英)予算報告
21:30(米)消費者物価指数 (食品・エネルギー除く) (前月比)
21:30(米)消費者物価指数 (前年比)
21:30(米)消費者物価指数 (食品・エネルギー除く) (前年比)
21:30(米)消費者物価指数 (前月比)
23:30(加)BoCポロズ総裁講演
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日は米CPIに注目。
シンプルに良ければUSD高、悪ければUSD安ですと思われます。
良くてもよほど強い数字でなければ、
USD高は限定的で結局売り場になる事が予想されます。
特に森友問題の行方が注目されるUSD円に
その傾向が顕著になるような気配です。
一度、105円台をもう一度つけてから
次の展開を模索するような流れと見ています。
全体的にマーケットが膠着状態になりつつありそうで、
大きなきっかけ待ちの展開が続くような気配ですね。
②USDJPY(ドル円)
結局上値の重い展開のUSD円となりました。
日足を見るといったんこの辺でレンジ形成の可能性を感じますが、
今日は106.2割れから買い、106.5オーバーからの売り、で準備したいと思っています。
③EURUSD(ユーロドル)
EURはモメンタムがなくなりEURUSDはUSD様次第。
イベント前は1.232-6のレンジ逆張り方針とします。
④GBPUSD(GBPUSD)
GBPも単体での方向感はなさそうです。
昨日は対USDでややGBP高となりましたが、調整の範囲内と考えられます。
GBPUSDは、イベント前はレンジで、1.388-1.392で逆張りがベターと思っています。