金曜のマーケットは雇用統計を控えて、
東京午前こそUSD円に動きがあったものの
その後の東京・ロンドンにかけては小さな動きに終わってしまいました。
雇用統計では非農業部門雇用者数が
30万人超えというポジティブサプライズもありました。
しかしながら平均時給が予想を下回る結果となり
マーケットの反応としては中途半端なものとなっています。
ただ、この内容であれば、ベーシックには
積極的にUSDを売るには難しい地合いが形成されたと
考えざるを得ないのではないでしょうか?
ただ、トランプリスクをどう想定するかが大変微妙ではあります!
<本日の注目イベント>
11:00(中)海外直接投資 (年初来)(前年比)
03:00(米)月次財政収支
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日は目立った指標発表はありません。
火曜に米CPIを控えており、ここに向けての様子見姿勢が
強まることが予想されます。
基本的にはUSDには買い圧力がかかりそうですので、
USD買いをメインに方針を考えたいと思っています。
ただ、材料難の中であえて突っ込んだ売買が発生するとは考えにくく
レンジ内でのUSD買い、というのがメインシナリオのような気がします。
②USDJPY(ドル円)
107円がレジスタンスとなっているUSD円です。
これをしっかり超えるには何か材料が必要では?と考えます。
今日はレンジイメージで行けるでしょうから、
106.6-107.1で逆張り方針で行く予定です。
③EURUSD(ユーロドル)
EURは上下に動きにくい展開が明白になってきました。
今日は恐らくレンジイメージで問題ないと判断で、
1.228-1.232で逆張り方針で臨みたいと考えています。
④GBPUSD(GBPUSD)
ポンドも単体でのトレンドは終了した印象があります。
対USDではややUSDが強く、対円ではやや買戻しの兆候が見られます。
今日のGBPUSDは1.388オーバーから戻り売りとします。