昨日のマーケットは全体的に小動きでした。
ECB、米雇用統計と注目イベントが続くことから
突っ込んだところはやりにくい市場環境となったことが
主な要因と考えられます。
そんな中ではだいぶ膨らんでいる円高ポジションの調整が目立ち、
EURUSD、GBPUSDなどががっちりレンジを形成する中、
値幅は小さいながらもじりじりと円安となっていました。
<本日の注目イベント>
14:00(日)景気ウォッチャー調査 (見通し)
14:00(日)景気ウォッチャー調査 (現状)
15:45(欧)スイス 失業率(季調済)(前月比)
21:45(欧)ECB預金金利決定
21:45(欧)ECB 政策金利発表
22:15(加)住宅着工件数(季調済)(前年比)
22:30(米)新規失業保険申請件数
22:30(米)失業保険継続受給者総数
22:30(欧)欧州中央銀行記者会見
01:00(加)BoCポロズ総裁講演
<本日の売買戦略で感じた事など>
① 本日のマーケットの状況と感想、見通しなど
本日は何と言ってもECB金利発表とドラギさんの会見に注目です。
ECBが出口戦略採用に向かうのか否か。
金利は据え置き予想ともなっており、
個人的にも据え置きのような気がしますが、
なんといっても注目はドラギさんの会見です。
まずもって、「縮小します!」とは言わないでしょうから、
経済状況に改善の兆しがあることを示唆するかどうか?
といった微妙なニュアンスにも反応する可能性は十分ですので
発言の内容が重要そうですね。
さらに金曜には雇用統計が控えていますので、
逆張りが湧いてくる可能性も念頭に入れておきたいところです。
②USDJPY(ドル円)
USD円は欧米タイムに入ってじりじり上昇。
イベント前のポジション調整と感じられますね。
イベントまではレンジ逆張りで、イベント後は流れに逆らわずがベターかも。
③EURUSD(ユーロドル)
こちらは昨日からがっちりレンジ形成していそうですので、
狭いレンジで逆張りが案外簡単に取れるかもしれません。
その後は流れに乗れれば最高ですが。
④GBPUSD(GBPUSD)
こちらもレンジ形成。
EURポンドでややEUR高水準をキープして
イベントを迎えることになりそうですね。
これがどう影響するかは全く分かりません。
まずは、その後は様子を見ながら・・・。