豪中銀が利下げするかどうか、
注目されたRBA政策決定会合でしたが、結果は政策変更なし。
雇用が好調であり、成長率も優に2%を超えている。
こうした状況で利下げを正当化するのは難しかったのかもしれない。
しかし一方で、住宅市場は軟調に推移しており、
不動産市況が将来の大問題になる可能性は
現実として目の前にある。
明日はニュージーランド中銀が政策決定会合を迎える。
RBAよりも利下げ意向は強いと見られている。
豪が何もしないのにNZが利下げすれば、
当然AUDNZDは大きく上昇しそうだ。
主要通貨の動きは、
米中貿易交渉に対する懸念からややリスクオフ的な感じ。
豪ドル円の反発も限定的だった。
10日に実際に関税が引き上げられるかどうか、
それを見てからでも遅くないかもしれない。

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